私たちが日頃作業をしていると、お庭に植える植木は「維持管理が大変」というイメージをお持ちの方や、「枯れてしまうのがかわいそう」という声も多く聞きます。
そんな人でも植物のある暮らしを楽しんでもらえるように、私たちが「手間を最小限に抑えられる植物」や「育てやすい植物」など、いろいろな植木の選び方をご紹介します。
自分に合ったお気に入りの植木を育てて、癒しのある日々を過ごしましょう^^
生活スタイルや自分の好みで植木を選ぼう!
自分に合う植木の7つの選び方をご紹介します。
生活スタイルや植える環境に合わせて植木を選びましょう。
- 樹種
- サイズ
- 生長速度
- 日当たり
- 植え方
- 剪定頻度
- 楽しみ方
① 樹種:常緑樹か落葉樹か
樹木には「常緑樹」と「落葉樹」があります。
常緑樹は通年葉っぱをつけていて、常に葉っぱが茂っているので日よけや外部からの目隠しにも有効です。
常緑樹でも原産国が暖かい地域の場合、冬場に寒さで葉が少なくなることもありますよ^^
落葉樹は秋から冬にかけて紅葉してから葉を落とします。夏は日をよけ、冬は木漏れ日をくれる、季節に応じた特徴があります。
新芽に春の訪れを感じたり、新緑の季節は柔らかい葉が目に鮮やか。一年を通して季節を感じさせてくれる、そんな特性が魅力です!
② サイズ:低木、中木、高木どれにする?
樹木は種類によって生長の目安となるサイズがあります。
生長サイズは大きく分けて「低木」「中木」「高木」の3種類。
- 低木:1〜3m
- 中木:3〜5m
- 高木:5m〜
高木のシンボルツリーを植えたり、低木で高さを抑えたり、樹木のサイズは外観や日照条件などにも影響します。植える場所の広さによっても選べるサイズが変わるので注意してください!
樹木の大きさは剪定によってコントロールもできます。剪定のアドバイスもできるのでお問い合わせください^^
③ 生長速度:ゆっくり育てたい?早く多くしたい?
樹木は種類によって生長速度が違います。
ゆっくり生長するタイプや、ぐんぐん伸びる種類もあります。こまめな剪定ができるか、忙しくて手間をかけられないか、自分の生活や生育環境にも配慮して選んでみてください。
④ 日当たり:植える場所の日当たりは?
樹木の生長は日照条件の配慮が重要です!
日当たりが良い場所でないと育たないタイプなのか、もしくは日陰でも生長できる種類なのかを確認してから選んでください。もし花を咲かせる場合には日当たりが必須になるので、植える場所の日照条件を確認しておきましょう!
⑤ 植え方:地植えか鉢植えか
植木は「地植え」か「鉢植え」で育てることができます。
地植えの場合、樹木本来の特徴が発揮されるので、高木なら5m以上に育ちます。花は根が張るまで咲きにくいので、鉢植えよりも開花まで時間がかかります(3〜5年はみてほしい)。
水やりは基本的に雨だけで大丈夫ですが、雨が降らずに晴れの日が続いた時はたっぷりと水をあげてください!
鉢植えは、樹木の種類を問わずサイズをコントロールすることができます。地植えに比べて根を張るスペースが少ないため、開花も早くから楽しめることが多いです。
地植えに比べて土が乾きやすいので、水やりが多くなります。また、鉢植えは地植えよりも樹木の性質が弱くなるので、寒さや暑さに影響されやすくなります。寒さに弱い種類は冬は暖かい場所、暑さに弱いものは真夏は日陰に移動してあげるなどしてあげてください。
⑥ 剪定頻度:剪定も意識しよう!
樹木によって剪定の頻度は変わります。
ユーカリ・オリーブ・シマトネリコなどは生長が早いので剪定の頻度が多くなります。これらの種類は年2回でも少なくて、3ヶ月に1回くらい剪定をしてあげると健やかに生長してくれます。
逆にソヨゴ・ドドナエアなどの生長が遅い種類は、年1回の剪定で十分です。また、剪定が不要なポプシーという樹木もあり、剪定の頻度も気にして選んでもらえると、植えた後のストレスも未然に防ぐことができますよ!
花を見たい場合は花芽を残すため、剪定の時期を確認しましょう!
⑦ 楽しみ方:植木をどう楽しむ?
- お花を見たいのか?
- 実をつけさせたいのか?
- 葉っぱを楽しみたいのか?
樹木の楽しみ方は人それぞれです!
種類に合ったお手入れがありますので、わからない時はなんでもご相談ください!
植木の販売も行っています!
私たちは植木の販売も行っています。
自分たちが好きな植物を揃えていますので、ぜひ遊びに来てください!
場所:『embrace olive(エンブレイス・オリーブ』
住所:埼玉県北葛飾郡松伏町大川戸937-1
電話番号:090-3592-5008
エンブレイス・オリーブはごはんもとっても美味しい^^
無農薬野菜も販売されています。
他にもたくさんのイベントがやっていて、素敵な出会いが待ってますよ!
まとめ
植木の選び方として7つのポイントをご紹介しました。
まずは自分が望むポイントを整理して、みなさんがお気に入りの植木を選びやすくなったら嬉しいです。
そして、日々の生長やお手入れを楽しみ、一緒に植物のある暮らしを過ごしていきましょう^^